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<カブトガニ>繁殖地受難 条例で潮干狩り禁止も違反者後絶たず 岡山・笠岡 (毎日新聞)

 ◇国指定天然記念物

 潮干狩りシーズンを迎え、国指定天然記念物のカブトガニ繁殖地がある笠岡市が、押し寄せる潮干狩り客に頭を悩ませている。同市は03年に全国初のカブトガニ保護条例を制定し、繁殖地での潮干狩りを条例で禁止した。だが、罰則はなく、マナー違反者が後を絶たない。

 カブトガニ繁殖地だった同市生江浜は1928年に国天然記念物に指定された。だが、60年代に始まった国営笠岡湾干拓事業に伴い、繁殖地は、約5キロ沖合の神島水道海域(約1・9平方キロ)に移った。干拓で推定10万匹のカブトガニが死滅したといわれる。

 カブトガニ復活を目指して、同市立カブトガニ博物館は95年からカブトガニの幼生を放流。カブトガニが卵から10年前後まで育つ干潟を守ろうと、保護条例を制定。繁殖地沖合を航行するフェリーも、船の波が干潟を壊さないようにスピードを落とすなど協力した。昨年は7年ぶりに産卵も確認された。

 だが、潮干狩り客は減っていない。同市は監視員を配置してパトロールするが、干潮時の砂浜には岡山のほか福山など県外ナンバーの駐車の列ができる。4月29日と5月15日には市民約450人によるパトロールを実施。警察も警戒にあたるものものしさだ。だが、ミカン箱にクワを入れて車を降りた中年男性は、駆け寄る市民を無視して「みんなやっとるじゃないか」と砂浜へ。子ども連れの母親は「うっとうしい」と目をむいた。パトロールに参加した高木直矢市長は「ついさっきは『なぐるぞ』と怒鳴られた」と苦笑いする。

 同市は条例制定時、潮干狩り客への罰則を盛り込めないかも検討した。だが天然記念物の取り扱いを定めた文化財保護法で罰則規定が適用されるのは無断で現状変更した場合だけ。同市は「港などをつくるならまだしも、潮干狩りを現状変更とは言い難い」と話す。同博物館の惣路紀通副館長は「最近はカブトガニの捕獲数も増え、復活の兆候が見えている。生きた化石の大切さを理解してほしい」と訴えている。【井上元宏】

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障害者施設に車突っ込み男女5人けが 大阪(産経新聞)

 19日午後2時55分ごろ、大阪府熊取町久保、聴力障害者作業所「なかまの里」の正面玄関に、ワンボックス車が突っ込んだ。この事故で作業所にいた女性職員(42)が腰の骨を折る重傷、20〜60歳代の男性入所者4人が手や足に軽い打撲を負った。

 府警泉佐野署は、車を運転していた会社員の男性(69)=大阪市平野区=がハンドルなどの操作を誤ったとみて調べている。

 泉佐野署によると、男性は仕事で厨房の機器を搬送してきたが、駐車枠に車を後進させようとして運転操作を誤り、施設に突っ込んだという。けがをした男性らは当時、ケーキやクッキーを焼く作業中だった。

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東国原知事が小沢幹事長と会談、話題は…(読売新聞)

 宮崎県の東国原英夫知事は7日、民主党の小沢幹事長と宮崎市内で会談し、感染が拡大している口蹄疫を巡り、防疫の徹底やウイルス侵入経路の解明、農家への支援拡充について協力を求めた。

 会談は非公開で行われた。終了後、取材に応じた東国原知事は、同県川南町などの防疫態勢に触れ、「同町のような(畜産農家の)密集地が、今の防疫対策でいいのか検証してほしいとお願いした」と説明。同町では感染が拡大し続けていることから、「現場は、このままでいいのかと疑問視している。早急に見直しを含めて検討してほしい」と注文した。

 小沢幹事長は報道陣に対し、「もっと(家畜の)処分の対象を広げねばならないかもしれないし、それには政府の対応も要る。早く感染を止める処置を講じるよう政府へ申し上げたい」と述べた。

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